磐田はキャンプでの意識付けが結果に結び付く
磐田1-0熊本
互いにキャンプを締めくくる一戦だったが、前半から積極的に攻めた磐田に軍配が上がった。
先制点は15分。今季、トップ昇格を果たしたボランチ・上原力也の縦パスを受けた森島がゴールへ突進し、左足でシュート。熊本のGK金井にはじかれたこぼれ球をアダイウトンが右足で押し込んだ。決勝点をマークした新加入のブラジル人FWは、「日々ハードな練習をやってきたし、その成果だと思う」と笑顔。キャンプでは苦手な長距離走で遅れを取ることもあったが、徐々にコンディションを上げており、スピードという持ち味を発揮しつつある。
この試合、磐田のシュート数は『15』。小林が前半だけで4本のシュートを打つなど1トップ+2列目の4枚が果敢にゴールを狙った。その中で1ゴールに終わったことは課題だが、キャンプでは積極的にシュートを狙うことをポイントの一つとしてきただけに、その成果は出たと言える。また、このキャンプのテーマの一つとしてきたプレッシングも及第点の出来。名波監督は「自分たちのコンセプトを攻守にわたってアグレッシブにやってくれた」と選手たちを評価した。
対する熊本は…