報道陣から送られた誕生日ケーキ。13日で29歳になった本田圭佑は、照れ笑いをしながらあらためて抱負を述べた。
「いまは自分が認識している自分の良さの枠を越えようとしている段階。この年齢でも何でもやってみようと」30歳にも差し掛かろうとする時期であれば、いまある特長をさらに強調しながらプロ人生を歩んでいこうとするのが普通。しかし本田は、新たな自分にトライする。チャンスメークもゴールも、攻撃のすべてを一人で背負い込むのがこれまでのプレースタイルだった。しかしブラジルW杯で、その気概は砕け散った。いまは、