Photo: Atsushi Tokumaru
勝負のシーズン、飛躍を誓って大阪へ
球際で激しく当たることを求めたトニーニョ・セレーゾ前監督からは冷遇されたが、アグレッシブにボールを奪うことを求めた石井正忠監督の下で昨季途中からボランチに転向。長い足で相手がキープするボールを死角からつつき、歩幅の長さはそのままインターセプトできる範囲の大きさを示す。
中盤に186cmの選手がいることは、まるで最終ラインから飛び出した“出城”のようだった。16年は、さらにその存在感を増していくのかと思われたが、山村和也は移籍を決断した。
これまでも数多くのクラブから移籍を持ちかけられていた。それでも山村は「この…