Photo: Atsushi Tokumaru
後輩にアドバイスを送り去った最高の“教材”
昨季の前田遼一に続き、今季もジュビロ戦士がFC東京に新天地を求めた。駒野友一は08年に広島から磐田に加入して以来、8シーズンにわたってサックスブルーを支えてきた。ヤマハスタジアムのタッチライン際で上下動を繰り返した日本屈指のSBは、多くのチャンスを作り、多くのピンチを救ってきた。
その姿をルーキー時代から目に焼き付けてきたのが、櫻内渚だ。12年に関西大から加入した26歳は、偉大な先輩の背中を追い続けたこれまでをこう振り返る。「すべてが見本になった。自分にないものをたくさん持っている選手だったし、…