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浦和の太陽が迎える“ 第二のサッカー人生”
それは昨年12月31日、天皇杯決勝のG大阪戦の前日だった。柏木は2日前の準決勝・柏戦で左ひざを負傷。攻撃の中心でありチームに欠かせない“浦和の太陽”がタイトルを懸けた決勝に出場できるかどうかは重要なポイントだった。「ギリギリまで粘る」。そう出場への意欲を見せながら、柏木は次のように話した。
「気持ちは出たいけど、俺は天皇杯がすべてだとは思っていない。もちろん出たい気持ちはあるし、活躍してヒーローになれるチャンスでもある。でも、今年で第二のサッカー人生が始まったようなもんやから、来年また良くなっていくために、本当に痛かったら無理しない」
結果として柏木は…